考えたこと

日本に一時帰国してショックを受けたこと。自然に人々が助け合うフランスと歪んだおもてなしの国日本

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こんにちは!マーモットです。

 

この前赤ちゃんと日本に一時帰国してきました!

そこで赤ちゃんと一緒に日本に滞在している間、ずっと印象に残ることが一つありました。

それは、

人々が優先しない、周りを見ないということ。

 

日本滞在中ベビーカーで行動していたのですが、電車では優先座席に必ず人が座っていて譲られず、ベビーカーマークがある場所にも人がいて誰もどこうとせず、エレベーターも、毎回スーツケースもベビーカーも持っていない普通の人が使っていて待たなければならない。

さらに、ベビーカーで通ろうとしているのに前を切って改札を通る人達...

極めつけは、ベビーカーを置く場所を作るためにずれてもらうように頼んでも、聞こえないふりをして動かないヘッドフォンをつけた高校生。

 

赤ちゃんに対する優先の意識がないどころか、ベビーカーと赤ちゃんの存在にさえ気づかないような人達の姿にショックを受けてしまいました。

 

そこで今回は、なぜ日本ではそんな悲しいことが起きているのか、フランスの場合にも触れながら、思ったことを綴っていきたいと思います。

優先のシンプルな意味を忘れている

フランスでは、ベビーカーや妊婦、ハンディキャップを持った人達は自分が優先です!という態度で堂々と交通機関を使います。

 

一方日本では、ベビーカーや車椅子で場所をとって申し訳ないという意識でいてしまったり、妊娠してて辛くても席を譲ってと頼めない、お年寄りの人に譲ろうとしても、それは相手をお年寄りと決めるということで失礼になるかもしれないから譲らない、などと考えすぎて、シンプルな優先の意味を忘れてしまっています。

フランスでは必要そうな人がいたら譲って、譲られた人は必要じゃなかったら断る、それだけです。

周りを見ない

もう一つの大きな問題は、日本の人達は周りを見なさ過ぎということ。

同じグループ内の人間関係には非常に気を使っている代わりに、自分と関係のないところでは何も気にしません。

 

そのことについてはここでも言及しているので、興味のある人はぜひ見てみてください。

日本の【甘え文化】

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なので、周りに優先座席が必要そうな人がいても気づかない人も多いのです。

フランスでは、人々はいつも周りを見ていて、ベビーカーや妊婦、お年寄りなどがいたらサッと人が譲ることが普通です。

気を使ってしまう

また、日本人が何かあったときに譲ったり手助けしない一つの大きな理由が、もしかしたらそれが邪魔になるかもしれないという遠慮や、よその人に声をかけることへの躊躇です。

 

私は、今回の日本一時帰国の前にも一度3か月の赤ちゃんと二人で一時帰国したことがあります。

本当に大変で過酷な旅だったのですが、飛行機や空港で欧米諸国の人々がすれ違うたびに皆助けようとしてくれました。

日本に行く飛行機で、赤ちゃん用の席を持てなかった私のために席を譲ってくれたり、赤ちゃんと二人きりの私を励ますためにもおしゃべりの相手になってくれたり。

 

また、フランス帰国後の空港では、絶望的にピンチだったところを、ある旅客に助けられました。

最終TGV(フランス版新幹線)に間に合うように荷物を持って一緒に走ってくれ、でも結局乗り遅れて、下痢で疲れ切っている赤ちゃんとヘロヘロでもう動けない私を、車でパリ市内のモンパルナス駅まで送ってくれるように友達に頼んでくれて、モンパルナス駅ではTGVを待っている間飲み物と食べ物を買ってくれました。

おかげで、家にも帰れ、のどもカラカラに乾いてお腹も空いて死にそうだった私は命が助かった思いでした。

 

そして同時にとても残念のだったのは、その際たくさんいた日本人は一人として声をかけることすらしてくれなかったことです。

 

話が長くなってしまいましたが、一部の人は声をかけるのを遠慮してためらっていたのだと思います

これには、先にも触れましたが、内では気をつかわないけど外では気を使いすぎるという日本の社会構造も関係しています。欧米では内でも外でも同じような態度でいるので。

余裕がない社会

ベビーカーの前を横切って我が先にと改札を通る人々、聞こえないふりをして少しの協力もしようとしない高校生、優先座席に座っていてベビーカーがあるのが分かっているのに席を譲らず堂々と座っている人達...

 

皆忙しくてそんなことに構っている余裕がなかったり、フラストレーションの溜まる生活のせいで優先に気を使うほどの心の余裕がなかったり、疲れていて席を立つほどの余裕がなかったり...

 

優先できない人が多いのは、このように忙しくて余裕のないストレス社会も一つの大きな原因なんでしょう。

「おもてなし」を宣伝してはいるけれど...

東京オリンピックのロビー活動にも使われ、観光客の誘致にも使われている「おもてなし」という概念。

確かに店などのサービス上は親切です。

しかし、その多くはマニュアル上のことであって、必ずしも必要な提供=おもてなしとは限らないし、ただでさえ「笑顔は無料」のようなサービスが求められている人達の負担を「おもてなし」を口実に増やしさらに人々を疲れさし、日常生活で協力を必要としている人に気を配れなくなる社会を助長することになります。

 

不自然な作られた「おもてなし」ではなく、人々が余裕を持ち躊躇せず自然に協力し合える社会を目指したほうがいいと思うのですが、皆さんはどう思いますか?

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