こんにちは!マーモットです。
このブログを書いている人です。
マーモットはアルプスの冬眠する動物で、ヨーロッパでは人気のマスコット的存在。
私の住んでいる場所フランスでは、チョコのパッケージやCMなど、いたるところでマーモットに遭遇します。
私が本当に良く寝る人で、夫にマーモットという愛称で呼ばれております。そこで、このブログにも、そんな私の第二の名前を使うことにしました。

- 24歳
- フランス留学経験1年
- 在仏3年
- 子供が2人
- フランス語オタク
- クラシック音楽とバレエが好き。絵画も好き。
- コーヒー大好きで高校時代からコーヒー中毒。
- 活字が好き。コーヒーを飲みながら読書か新聞が至福のひと時。
- 基本的に好奇心旺盛で、好きなことなら時間を忘れて夢中になる子供っぽいところがある
- 貧困問題を始めとした社会問題、教育に関心あり
次は、ちょっと独特な生い立ちを書いていきます。
マーモットの略歴
1996年、過酷な環境に生まれる
幼い頃から母は忙しく、父は仕事をせずに朝から晩までパチンコ三昧・無責任、な家庭で育ちました。
父は、家にいれば一番風呂、先に寝る、父が寝たら静かにしなければ怒鳴られるから、鼻をかむことも咳もできない。花粉症がひどく鼻水を飲んだり、風邪を引いたときは全神経を集中させて咳がでないようにするので、安心して寝られませんでした…
他にもお金がないのにペットをねだり、買ってもらったら世話をせず死なせておくか、しつけをせず殴るか、のような感じの人でした。
しつけをしてなかったせいですが、トイレで用を足せなかった猫は毎回殴られて...今でも猫のことを考えると辛いので忘れたい記憶です。(生きている間ずっと一番安い餌一種類しか与えられなかったりめちゃくちゃだったので、猫は病気になり、家を出てそのまま帰ってきませんでした...)
さらには、父が母の財布からお金を盗むところを見たり、さらに後でお金がないことに気づいた母に嘘ついて怒っているのを見たり...
常に喧嘩でした。怖かったので、姉と家の外か違う階に逃げてました。
父が「町を一周する」などと分かりきった嘘をついて外出するたびに、母が「いつパチンコから帰ってくるんや」と常にピリピリ。私も、「サラ金までしてる状態なのに、あと~時間で帰ってこなかったらさらに何万消えるんだろうか?」という恐怖。これ、7歳の子供が考えてることです。
今考えると恐ろしい...
そんな母のピリピリ、喧嘩、お金を失うことが嫌で何度も母に離婚を頼みましたが、「(社会の目を気にして)子供のため、(父方の)祖父母のため」と、離婚してくれず。(いや、じいちゃんばあちゃんが孫に簡単に会えなくなるっていう心配をこんな時にするなんて、どんな優しさ?(;^ω^))
七五三の時は着物で撮影させてくれたんですが、お金の心配と、それで喧嘩にならないかの恐怖しかなく、正直嫌でした。
予想通り、撮影直後に誰が払うかの喧嘩。さらに、お金がないのにいつも外食を要望する父の要望で、祝い外食に。汚すぎて嫌いだった激安ラーメン屋へ...
当時サラ金返済に追われており、小銭しか残っておらず、父は定食、母姉私は三人でリアル「一杯のかけそば」でした(゚Д゚;)
「一杯のかけそば」、泣ける話です。私のおばあちゃんが「この本泣けるわ」と紹介してくれたのですが、心の中で「リアル自分のとこの話やわ。えっ⁉てことはそんなにうちのとこ酷いの?」って思ってました。
ストレスフルな生活で、よく息ができないほど心臓が痛くなってました。(今思うとやば(笑))
でも、基本は一人家で留守番かおばあちゃんの家に預かってもらう生活だったので、
「外に行きたい!たまには自分の街から出てたい!」「段ボールの中のような生活から脱出して将来は外国で生活するぞ!」という願望を保育園の頃から持ち続け、超絶暇な生活を送っていました。
10歳で死にかける
そんななか10歳の頃、病気になり約1年半の間入院することになります。
摂食障害で死にかけたからです。
当時ピアノをしていたのですが、唯一の逃げ道のように全身全霊をかけてひたすらストイックにピアノをしすぎて、無理がかかっていたのだと思います。
社会から隔離される1年半は長く、入院中、「自分は永遠に普通の社会に戻って来れないんじゃないか?普通の人間に戻れるのか?」と思い続けていました。
長い間家族からも社会からも隔離された所で過ごし(最初は家族との接触は1週間に10分の電話しか許可されず、病院の敷地内から出れることはほとんどありませんでした)、当たり前のことが何もできない、何の自由もない、というのはかなりしんどい経験でした。
しかし、この経験をきっかけに、この社会は、自分さえ行動すれば何でもさせてもらえる自由なものなんだ、だから命がある限り自分のしたいことはできるんだ!と積極的に生き始められるようになりました。
そして、退院後、ずっとしたかったバレエをさせてもらい、金銭的な制限はありましたが、練習に精を出し、普通の生活のリズムを取り戻し始めました。
父の死、皆から諦められていた不登校の高校時代
しかし、そこでめでたしめでたし、とはなりませんでした。
高校は県随一の県立高校。(公立落ちたら中卒しか無理な経済状況でした)
当時はひねくれていた(今もですが...)ので、周りがいい家庭出身の子が多く、勉強やクラブ活動で成績を残すだけで褒められる光景に、「皆なんて簡単な環境に生きているんだ!」「彼らが優秀なんじゃなくて、優遇された環境に生きてきただけ」と辟易...
ここで初めて社会の現実をしっかり見てしまい、妬みと、不条理な社会にうんざりして、学校から足が遠のいていきました。
そう、不登校です。
周りじゃなくて自分がだめなのが分かっていました。
でも、自分の中に出た拒絶感を無視することができませんでした。
さらにそんな時に、私が病気になった時に、母からお金を頼れないと家を出た父が、パチンコ店で死んでしまいました。色々あった父ですから、死んでもすっきりというわけにもいかずで、私も勉強も何もせず食べてばかりで家に引きこもり状態になり、親にかなり迷惑をかけるようになっていきました。
そこで親からは、「おまえはお父さんと同じで働かんやつや!」、と自分を苦しめた存在の父と毎日比べられ、「自分はもとからお父さんのように駄目な人間で希望がないんだ」、とマインドコントロール的に信じるようになり...
大学受験出願時には、学校の先生からは、「今年はもう受けなくてもいいよ」と言われるまでに...
不登校・引きこもりからの脱出
そんな精神的に死にかけていた私が、ある日突然、生き返るきっかけに出会います。
それは、スクールカウンセラーに「あなたは頑張っているし、よく考えているよ!」と全面的に肯定してもらったこと。
自分は最悪な希望もない人間なんだと信じ切ってしまっていた私に、唯一光をくれたのです。
そのただ一つの光は自分の心を強烈に照らしてくれ、そこから3か月ほどの戦略を練った効率的な勉強で、高校入学時から志望していた難関国立大学の難関学部に合格することができました。
ついでに、超短期間でどのように勉強したかはここに載っています。
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スランプにいる受験生に読んで欲しい、周りに流されることの恐ろしさ
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そして、そんなめちゃくちゃに生きてきた私が無事に大学に行けた理由はここに書いてあります。
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「暇、お金がない、親が何もしない」が子供の自立心・意欲を育てる⁉
こんにちは!マーモットです。 私は、難関国立大から海外留学をし、意欲が高く見られるような人でした。(本当かどうかは別として...) エリートコースを歩んで来たんだろうとか真面目にコツコツ ...
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大学でフランス語を猛烈に勉強、フランス留学、学生で出産
大学では、フランス語を第2言語として勉強していただけでしたが、「何年も勉強しているのに全然使えない英語みたいにしたくない」、と自主的に猛勉強しました。
そして、留学のため、後の仏人夫と渡仏。
同時に出産し、今では現地で2児のママをやっています。
アスペルガーの傾向診断、試行錯誤の日々
他にも、発達ボーダーの症状でずっと悩まされてきていて、フランスの精神科医にアスペルガーの傾向が顕著と診断され、今でもフランスで通院を続けています。
そこで、そんな特徴がある自分でも何ができるか、ということに目を向けるようにして前を進むようにしています。
そんな経験をブログに
このように筆者は、這いつくばって生きてきて、不登校、発達障害、摂食障害、フランス留学、フランスで出産・育児(もうすぐフランスで仕事)、学生をしながら出産、ハードな年子育児など、様々なことを経験してきました。
そこで、「苦しいこと、大変なこと、この経験をそのままにしておくのはもったいないんじゃないか?現在進行形で同じように悩んでいる人の参考になることはできないのか?」という思いを心に留めていました。
また、フランスでの留学、フランス語学習、フランス生活、出産・子育てなどの経験も、自分の中に留めて置かないで、発信して誰かの役に少しでも立てる方がいいよね、と。
そんなことで、そんな二つの思いを実現することができるツール、ブログを開設するに至りました。
収益化というよりは、完全なる好奇心と楽しさに動かされて運営しているブログです。
(フランス情報といっても、フランスと言ってよくイメージされるおしゃれ~な生活ではなく、結構泥臭く生きているマーモットなので、当ブログでは、綺麗なフランスというよりは等身大のフランスを、等身大の情報をお届けしていきます。)
これからも少しでも有益な情報を発信できるよう試行錯誤でブログを書いていきますので、どうぞよろしくお願い致します!
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