こんにちは!マーモットです。
・とにかく痩せたい!
・痩せようとしても続かず、リバウンドして痩せられる気がしない…
・太っていることがとにかくストレス!
と悩んでいる方いませんか?
私自身、小学生で摂食障害(拒食症)になり、高校からぶくぶく太り始め、痩せたくても痩せるどころかどんどん太っていき、みじめな思いをし苦しみました。
でも、ここ3年くらい(フランスに来てから)そのサイクルから抜け出しています。日常的にダイエットを意識していないのに太らず、リバウンドももちろんありません。
そこで今回は、10年間かけてやっと見つけた、一番効果的なのではないか、というダイエット方を紹介したいと思います。
本やYouTubeのような巷で見るメソッドではありません。1週間で~kg痩せる!1か月で美脚になる!という類のものではなく、我慢は一切不要。
では、さっそく行きましょう!
あなたの体は痩せる必要があると言っていますか?
「痩せたい!」と思っている方、まずこちらのどれに当てはまっているか考えてください。
- 今の体で快適、調子がいいけど見た目を変えたい
- 少し体がダラダラしてきて仕事にもメリハリができない
- 体が重くてすぐ疲れる、爽快に動きたい
1.今の体で調子がいい人は、ダイエットをおすすめしません。

人によって、自分の体に最適な体重と脂肪量は違います。
標準体重が健康的とかBMIは25、という話ではありません。
例えば、私は低身長なので同じ身長の友達が少ないのですが、私以外同じ身長の子は皆、全く同じ体重で、私より2kg軽いです。低身長で2kgはかなりの割合。
あるとき、自分もその友達たちと同じ体重まで落ちたんですね。どうなったかというと、痩せすぎて骨だけで怖い見た目になりました。太ももの骨もそのまま触れて、あばら骨も異常に浮き出て、動物の屍を触っているようで気持ち悪く、どんな姿勢になっても骨が当たって痛かったです。そしてもちろん、体もエネルギーが出ませんでした。
身長が同じの友達たちにとっては私より2kg少ないのが最適だけど、私にとっては違ったということ。自分に適していない体重に落としても、体が疲れます。
メディアの影響・日本社会の空気に洗脳されないで!
日本にいると、体型への認識が想像以上に歪められます。恐ろしいくらい無意識に…
メディアでは痩せすぎていてまな板のような体が美しいと拝められ、周りに細いのに「太ったー!ダイエットしなきゃ」と言っている子達が沢山いて、ぽっちゃりだと恋人ができにくい…な社会では、痩せてた方が得するから、無理もありません。
かく言う私も、日本にいるときはできるだけ痩せた方が美しいと信じ切っていました。洗脳されてたんですね。しかし渡仏してからは、板のように痩せた体は不自然に見えるようになり、それを美しいと思わなくなりました。
適度に丸く、でも多くのフランス人に比べて細い健康的な体を自分で「まあまあいい体してんな!」と思っています。(きもっ!ではななく、大切なことです('ω')ノ)
日本では痩せなきゃと思っていただろう体でも、フランスではダイエットどころかベストだと自分で思えるのです。そのままの状態で十分キレイ、と思える自信も大切!
自分に合わない体重にしてもリバウンドします
動物には、体を守るために体を一定の状態に保つホメオスタシス(恒常性)という機能があります。
例えば糖分を取りすぎると、体がインスリンを分泌して、血中の糖分を下げ血中の糖分を一定に保ちます。
それと同じで、頑張って自分に適した体重より減らしても、残念ながらより効率的に体重が増え、リバウンドします。
適正体重より少ない理想的な体になりたい、と不自然に痩せた体を求めるうちは、常に太るという強迫観念にさらされ、ストレスが付きまとい、挙句の果てには太る、という無駄なストレスに邪魔される人生になります。
2,3 体と心が痩せたいと言っている

大幅に太る一番の原因は、大まかに分けて以下の3つです。
- 体の疲れ
- 体の疲れからくる心の不調
- ストレスによる心の不調
1、2まずは体の疲れをとる。十分な睡眠と休憩
十分睡眠をとらないと、必要以上にお腹がすき、カロリーを過剰摂取してしまいます。
また、睡眠不足で忙しくて疲れている→ストレスが溜まって暴食→繰り返して満腹中枢が麻痺→なぜかいつも何か食べすぎていて胃腸の調子もよくない
という魔の悪循環に。
私自身学生の頃、大学の授業をフルで受けた後バイトを夜中までし、バイト後ほぼ徹夜でレポート、みたいな生活をしていたので、その循環に陥っていました。太ったことでかなり悩み、何度も痩せようとしても続かず、一生痩せれないんじゃないかと思っていました…
しかし、渡仏後心と時間に余裕ができたらあっさり解決しました。すっと自然に適正体重に戻ったのです。
まずは十分な睡眠と適度な休憩、という生活の基盤を捻出できるかということを考えてください。
今は休憩したい?お腹が空いている?お腹いっぱい?
なあなあにせず、体の声に耳を傾けることが大事です。
食事制限はほどほどに
痩せるための大前提として体が元気でないといけません。
お腹ペコペコで運動できますか?働けますか?よく寝れますか?
十分食べず寝れなかったら終わりは目の前。三日坊主にもなれません。
なので、スープだけとかにせず、炭水化物もとり、ある程度普通にカロリーを取ることが大切。持続性のある確実なダイエットができます。
1か月に500g減量は少なすぎますか?私は渡仏後500g/月以下のペースで3年の間に約8kg減り(低身長の人には大きな数字)、別人になりました。焦っていたらたぶん今頃まだ痩せていなかったです…
3ストレスによる心の不調
何か悩んでいるとき、何かうまく行かないときに、ストレスが溜まって暴飲暴食をしてしまう人もいるかもしれません。
私もそういうタイプでした。
そういうときは、「食べたらだめだ!」と思わずに、食べちゃってください。
そして、日常的にストレスを減らす方法を探して少しづつ実践してください。散歩する、太陽にあたる、お風呂にゆっくりつかる、面白いYouTubeをみて爆笑する、友達とたわいもない話をする...
それで暴飲暴食の回数が減っていって、日常生活に支障をきたさないレベルになったら万々歳!
下の記事にも書いていますが、何年もむちゃ食いをして苦しいという方も、流れに身を任せて太るときは太り、痩せるタイミングを待ってみるのもいいかもしれません。
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あとはたまに暴飲暴食したって大丈夫!そんなの誰だってあるし、たまの暴飲暴食で太らない!
普段の生活が太るか痩せるかを決めます!特別な運動をしなくたってホメオスタシスで、一定の体重に戻るから。
最後に、痩せるために運動が必要かどうかは人による
「痩せないと→運動!」と考える方もいるかもしれませんが、実は、必ずしも運動が必要なわけではありません。
運動の目的は、睡眠や休憩と同じ体の管理。
体に耳を傾けて、体が運動を必要としている、運動をした方が気持ちが良い、という方は運動してください。体と心が喜んで、ストレスが減り、暴飲暴食も減り、太りにくいより健康的な生活が送りやすくなります。
しかし、運動が好きじゃない、しても特に気持ちよくない、という方はしなくても大丈夫。無理に運動しようとしてストレスになったら逆効果!
最低限の家事とか日常生活を送ってある程度健康的な生活を送っていば十分。逆に、いっぱいお菓子を食べて運動で帳消ししようと運動しても無理です。お菓子のカロリーと運動で使うカロリーを比べたら一目瞭然!
繰り返しますが、大切なことは運動ではなく、不自然な食事制限でもなく、自分の体を大切にしてあげることと、日々の生活の改善です。急に痩せようとしたら、即失敗します。