フランス語学習

フランス語試験DALFC2対策ー試験の型をマスターする Compréhension et production écrites

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こんにちは!マーモットです。

 

今回は、フランス国民教育省認定フランス語資格試験DALFC2の試験の型を解説したいと思います。

 

フランス語資格試験DALFC2は、最高レベルにあるのだからフランス語ペラペラでネイティブ並みじゃないと合格ができないんじゃないかと恐れていたり、雲の上の存在だと思っている人もいるかもしれませんが、実は試験のさえマスターすればぐっと合格しやすくなる試験です!

違う言い方をすれば、ペラペラじゃなくてもある程度高いフランス語知識があって型を知っていればDALFC2に合格できてしまうのです。

 

フランスは論証(Argumentation)の国、普段から説得力のある論証が求められます。はそんな論証に説得力を持たせるためのもので、DELFDALF試験対策本ではいつも丁寧に型を教えてくれています。

DALFC2試験の内容

DALFC2試験はCompréhension et production écrites」Compréhension et production orales」に分かれます。

DALFC1までと違ってCompréhension des écritesProduction écriteが合体して、Compréhension de l'orale Production oraleが合体しています。

 

では実際に、私が受験勉強をして学んだ試験の型とコツを、Compréhension et production écritesについて解説していきます。

 

Compréhension et production oralesの型解説はこちらからどうぞ!

フランス語試験DALFC2対策ー試験の型をマスターする Production et compréhesion orales

こんにちは!マーモットです。   今回は、フランス国民教育省認定フランス語資格試験DALFC2試験のProduction et compréhesion oralesの対策法を解説していきた ...

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COMPRÉHENSION ET PRODUCTION ÉCRITES

3時間半で複数の資料を読んでから700~800文字のArgumentationを書きます。

複数の資料は共通のテーマを扱っており、そこから idée を抜き出し、Exempleで補強しArgumentationを作成していくという流れです。

DALFC2の場合は記事Article社説Éditorialeの形で書くように言われることが多いです。

本論

まずメインの本論から解説していきます。

 

用意された複数の資料からIdée essentielle, Idée secondaire(Idée essentielleを支えるもの)を出し, それぞれのIdée secondaireに説得力を持たせるExemple を自国の状況や自国の文化、自身の体験や知っていることなどから出します。

 

型は以下のようです。Idée essentielleは2~3個です。

Idée essentielle1

  •  Idée secondaire1←exemple
  •  Idée secondaire2←exemple
  • ( Idée secondaire3←exemple)

Idée essentielle 2

  •  Idée secondaire1←exemple
  •  Idée secondaire2←exemple
  • ( Idée secondaire3←exemple)

(Idée essentielle 3...)

 

内容を細かく見ていくと

・DALFC1のように、サンテーズをするための資料の要素の抜き出しは義務ではありません。また、DALFC2ではC1のようなサンテーズの問題がありません。

・Idée essentielleも Idée secondaireも全ての資料に含まれているものじゃなくて大丈夫です。また、 Idée secondaireがIdée essentielleと別の資料にあったり離れた段落にあっても大丈夫です。

 

要は、自分でキーとなる内容を抜き出し、新しい文章の骨組みとして順番や組み合わせを自由にしながらまとまったArgumentationを作成していくのです。

 

ポイント

・個人的には、Exempleは個人の体験よりも自分の国の文化や出来事などの一般的な概念のあるものの方がいいと思います。というのも、個人的な体験だと自分の身に起こっただけで一般的には違う可能性がある、と説得力が弱まるからです。

 ・本論のそれぞれのパラグラフの間は1行空ける1パラグラフにつき1Idée essentielleなので、1つ1のパラグラフはそれぞれ内容が違うものにする。また、別のパラグラフで似たような内容になるのを防ぐため、Idée essentielleも他のIdée essentielleと十分違うものにする。

・それぞれのパラグラフは同じようなボリュームにする。

序論

Introductionです。

 

A 公式の手紙Lettre formelle記事Articleか社説Éditorialeの場合、最低以下のものを含むようにします。

  1. 主題を自分なりの言葉で言い直した一般的なイントロダクションの文
  2. 論証していく順番、つまりArgumentationのplanを紹介する

B  論証的エッセイEssai argumentatif の場合

  1. Le sujet amené 主題を自分の言葉で言い直す。
  2. Le sujet posé その主題からproblématiqueを抜き出す。
  3. Le sujet divisé Argumentationのplanを紹介する

 

Aの1,2とBの1,3はほぼ同じことなのと、Aで最低は1,2を書きましょうと言われていることを考えると、個人的にはどの場合でもBの1,2,3を書いておけば間違いもなく字数も稼げるのではないかと思います

 

次に細かいポイントを説明していきます。

ポイント

・序論は一つのパラグラフに収め、長すぎず短すぎず。

・ここでは主題の理解とplanを知らせるだけで個人的なArgumentsはまだここでは書かない。

・planではDans un premier temps や J'aborderai, Je traiterai などの単純な表現を使うのを避けて、Nous debuterons cette argumentation par...pour demontrer que..., enfin nous nous pencherons sur...などの表現を使った方が良いです。

・Je を使うのをできるだけ避けて代わりにNous, Onを用いる。また、断定を避けた婉曲な言い方をする。例えば、Nous pourrons dire que... , Nous pourrons admettre que... , on peut se demander si...など。こうすることでArguments が個人の意見ではなく一般だというニュアンスを与えて説得力をつけ、また言い切ること避けることができます。

結論

結論は二つの要素に分かれます。

1.une synthèse

ここでは繰り返さずに、今まで書いてきたArgumentsで重要に思えたことを他の言葉で書き直します。また取り扱ってきたArgumentsから教訓やニュアンスを出して述べることもできます。この部分は5行を超えてはいけません。

 

2.une ouverture

ここではいままで扱ってきた主題から読者に新しい疑問や問題、思考の道筋を投げかけます。主題につながっているけど、主題のままでもなく離れすぎてもいないことが必要です。この部分は最大3行です。

その他注意点

・はっきり内容が分かれているのを分かりやすくするため、序論、本論、結論の間はそれぞれ2行開けます。

・文章を作成する前にplanを作ることが重要です。書く道筋がはっきりして結果的に時間を節約することもできるし、適切に構築されたArgumentationを書くことができます。

ただし、planでは長い文で多くを書く必要はなく、Idéeを書き並べるので十分です。

・資料の文をそのまま写すのはだめですが、キーワードをArgumentationに散りばめるのは必要になります。

・書く文字数は指定の10%プラスマイナスに収めます。(私が受けた試験では最低700字という指定でしたが)

・DALF C2では、C1で求められるようなサンテーズもなく、言ってしまえばテーマに沿った必要そうな要素を自分のArgumentationに都合の良いように出すだけなので、資料を厳密に理解できなくても大丈夫です。

なので、資料があまりちゃんと分からなくてもあまり心配せずささっと読み進めて、書くことに時間を使うようにすることがコツです。

専用参考書での訓練も大事です!

何度も繰り返しますが、DELF・DALFは型が重要な試験。フランス語能力だけでなく型に慣れることがすごく大事になってきます。

そのためにDELF・DALF専用の参考書で対策することを強くおすすめします。

 

DELF・DALFを主催している機関が公式の参考書を何種類か出していますが、私が使っていたおすすめの参考書は次のものです。

 

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